とあるグループ活動にて、週1回ですがフリーミーティングとして自分の悩みをグループのメンバーに話して共感しあう活動をしております。
元々このグループのメンバーは精神障がい者が就職を目指して日々活動しているメンバーで、私は指導員という立場で勤務しております。
本日のテーマは、「自分と他人について」というテーマで、それぞれ日々感じていることをフリーに話していきました。
自分に劣等感を持ち、辛かった過去を振り返りながら話す方や、自分は自分なんだから他人は気にしない、という方まで本当に意見はそれぞれでした。
その中で私も時間があったので、自分の過去の事を振り返って話をしたのですが、思い出したのは大学時代の事でした。
今の自分は講義形式で人前で話す機会が多いのですが、それまでの自分は消極的で引っ込み思案なところがありました。
明るく振る舞っている人を見て、自分もああなれたらいいのにと思っており、いつかは私も、という気持ちが裏にはありました。
私の転機は大学進学で、実家から寮暮らしをしたのもあり、今までを知らないメンバーと時間を過ごすうちに自分の素な気持ちが自然と前に出てきて、明るく振る舞う自分がいました。
本当に不思議なのですが、いままでウジウジしていたのがウソ見たいにパーッと明るく振る舞える自分がいたのです。
それまでは結構一目を気にしていて、こんな発言したらどう思われるかなと思っており、自分の意見が言えずにいた時もあったのですが、大学進学や海外へ短期留学したのがきっかけで自分は自分なんだから他人の目は気にすることない、と吹っ切れたのです。
転機は人それぞれのタイミングがあるのではと本当に感じます。
私のように10代で気づけた方から大人になってもまだウジウジ考えてしまう方まで本当にそれぞれだと思うのですが、変わりたいと思っている気持ち大切にしていれば、いづれ転機が訪れてくるのではと思っています。
毎週週1回お題を変えてフリーミーティングをしているのですが、最初は発言できずにただ聞いているだけの方もいましたが、回を重ねていくうちに発言できるようになったメンバーもいました。
何でもそうですが、続けていくことは簡単なようで結構難しいです。
ひとりではなかなか解決しないこともありますが、そのような時は自分ひとりで悩むのではなく、他人に話すことで打開策が生まれることも多くあります。
仕事を通じて自分自身も勇気をもらえることに感謝し、次回も楽しみにしていようと思います。